また、透析予防チームによる腎不全期における健康指導教室を定期的に行っており、皆様の健康の維持増進に向けて取り組んでいます。

対象治療
血液透析治療内容について
- HD(血液透析)
- on-lineHDF(血液透析濾過)
- on-lineHF(血液濾過)
【 on-lineHDF(血液透析濾過)とは 】
清浄化された透析液を置換液として用い、大量置換を行う事によって様々な臨床効果が見込める治療方法です。専任の臨床工学技士により水質管理を厳密に行い、日本透析医学会により定められた透析液水質管理基準を満たし、透析液水質管理加算を取得しております。
血液透析以外の血液浄化法について
血液浄化法も数多く行っており、当院における高度先進医療の一翼を担っています。
- 閉塞性動脈硬化症を有する家族性高脂血症に対してのLDL吸着療法
- 敗血症や腸管穿孔に対してのエンドトキシン吸着療法
- 天疱瘡や膠原病などの免疫疾患に対する血漿交換療法や免疫吸着療法
その他の治療・ケアについて
- シャント手術は血管外科専門医が行っています
- 下肢末梢動脈疾患重症予防のためのフットチェック(1回/月)を実施し、閉塞性動脈疾患の予防と早期発見に努めています
- 専門ナースによるフットケアを行い、足病変の予防と早期発見に努めています
- 集団インフルエンザ予防接種を流行前に実施し、感染拡大防止や重症化予防に努めています
医師紹介について
副院長 兼 人工透析センター長 林 潤一 医師
診療部長 兼 内科部長 出浦 洋 医師
当室では、慢性腎不全患者の維持血液透析治療と急性腎不全や他の疾患患者の各種血液浄化法(血漿交換療法・LDL吸着療法など)を行っています。スタッフと患者さんとのコミュニケーションを大切にし、患者さんの立場に立つことを常に心がけ、医療機器の専門的知識を持つ臨床工学技士と連携し安心、安全な透析治療に努めています。
また、透析室として地域透析医療への貢献と他病院との連携を大切にし、患者さんの転院や転入を効率的にしています。
スタッフ紹介について
透析治療の専門的な知識・技術を養い、
質の高い透析治療を目指します
スタッフは林医師をはじめ、出浦医師、看護師・臨床工学技士・看護助手・クラークが勤務しています。そのうち、透析技術認定士が5名おり、より専門的な治療に対応できるようにしています。また、医師を中心に意見交換や情報共有を行い、必要時には医療ソーシャルワーカーや薬剤師、管理栄養士等の他職種と協力し、チーム医療を円滑に行える体制を整えています。