診療科・部門

ESWT

Extracorporeal Shock Wave Theraphy

整形外科的体外衝撃波治療

受付時間

※治療を再開しました。

午前8:30~12:00(診察は9:00より)
午後は完全予約制(診察は15:00より)
※初診受付(午前11:00迄)火曜午後のみ、完全予約制。

足底腱膜炎など多くの疼痛性疾患の
除痛を目的とした治療に応用されています

体外で発生させた衝撃波を患部に照射する整形外科では新しい治療法です。ヨーロッパを中心に普及し、足底腱膜炎など多くの疼痛性疾患の除痛を目的とした治療に応用されています。欧米ではスポーツ選手を中心に、低侵襲で安全かつ有効な治療法として使用されています。筋・腱付着部障害に対する衝撃波療法の作用機序は病変部で痛みを感知する自由神経終末の変性を誘導して無痛覚とすることにあります。また、衝撃波が局所的に血管新生を誘導し組織修復を促すことが分かっています。

当院導入の体外衝撃波疼痛治療装置 ドルニエ Epos Ultra

当院では、平成22年3月15日より体外衝撃波疼痛治療を開始しました。ドルニエエイポス ウルトラは、保存療法を6ヶ月以上受けても効をなさない難治性の足底腱膜炎に対する除痛を目的に新医療機として本邦で初めて承認を取得致しました。平成24年1月1日より体外衝撃波疼痛治療術として保険適用となりました。

体外衝撃波疼痛治療装置 ドルニエ Epos Ultraの特徴

  • ●1回の治療時間は約30分です。
  • ●麻酔等は不要です。
  • ●外来で治療が可能です。
  • ●副作用はほとんどありません。
  • ●1回で効果が得られない場合は、数週間の期間をおいて複数回治療を行うことも可能です。
<参考>国際衝撃波治療学会(ISMST)で下記の疾患が整形外科領域における体外衝撃波治療の適応疾患(参考)として認められています。
【足 部】
足底腱膜炎、アキレス腱炎、アキレス腱付着部炎
【 膝 】
膝蓋腱炎
【 肘 】
上腕骨外上顆炎
【 肩 】
石灰沈着性腱板炎、腱板炎
【骨 折】
偽関節、疲労骨折
【その他】
早期の離断性骨軟骨炎、早期の無腐性骨折壊死